小3 小数の導入
ここしばらく中学校関連の動画をアップしました。
今回は3年生で扱う小数についてです。
とは言うものの、現行の教科書では3年生で小数第1位までを扱い、4年生で小数第3位まで扱うなどと言う訳の分からないことをしでかしています。
こんなやり方が悪いことは言うまでもありません。3年生で下りの十進構造としての小数世界を正確に指導すべきなのです。また、そうしないことには小数のおもしろさやすばらしさは伝わらないのです。
そこで私は小数の構造を小数第3位まで扱います。基本として取り扱う量は重さです。また、素材には粘土を使います。
実は売られている油粘土は1個500gで2個を合わせると1kgになるばかりでなく2個をつなぎ合わせると正方形に近くなるのです。
つまりタイルに変換しやすく、タイルを通して重さの表現がたやすくなるという利点があるのです。
ただし、重さを量る実験装置は大きな天秤を用意しないといけません。
黒板の上の部分の枠木に大きな釘を打ち込んで撮影していますがこういったことができない場合は小さな脚立を机の上に載せてやっていました。
それから子どもたちの身の回りに1kg前後のものは結構あります。
今回はセロテープ台を使っています。(約1kg)
粘土を切り分けるときは気をつけてください。
先に切っておいた方がいいかもしれません。
by kiyotaka-ishi | 2015-02-05 11:29 | 算数の授業